ファイルの編集

Merge では、ファイルにテキストを直接入力して編集することができます。いずれかのファイルをクリックし選択してから、キーボードを使って必要な編集を行います。

コピー ボタン(CtrlC)を使って一方のファイルからクリップボードへテキストをコピーし、貼り付け CtrlV)を使って他方のファイルにそのテキストを貼り付けます。

また、テキストのブロックを選択して Merge 内の別のファイル ペインや、ほかの多数のアプリケーションにドラッグ アンド ドロップすることができます。選択したテキストをコピーする場合は Ctrl キーを押したまま目的の場所にドロップし、移動する場合は Shift キーを押したままドロップします。

ファイルに変更を加えた場合、Merge は常に最新の比較結果が表示されるように、バックグラウンドで比較を行います。

修正箇所インジケーター

ファイルが修正された場合は、そのファイル ペインの右上にインジケーター アイコン 変更済み が表示されます。

編集マーカーおよびブックマーク

ファイルを編集すると、Merge は自動的に変更した行を示すために編集マーカー を作成します。キーボード ショートカットの Ctrl7 および Ctrl8 を使用するか、リボンにある次の編集マーカー および前の編集マーカー ボタンを使用します。

ファイルの比較や編集を行っている際にブックマークを設定しておいて、後でその場所に戻ることができます。CtrlF2 キーを押すか、リボンのブックマークの切り替え をクリックすると、現在行のブックマークのオン/オフを切り替えることができます。ブックマーク間を移動するには、F2 または ShiftF2 キーを押すか、リボンの次のブックマーク ボタンまたは前のブックマーク ボタンを使用します。

ブックマークにコメントを追加することができ、重要な情報の注釈を付けたり、質問を記録することができます。ブックマークのコメントを編集するには、ブックマークを右クリックしてコメントの編集を選択します。ブックマーク コメントは、マウス ポインターをブックマーク上に置くとツール ヒントとして表示されます。

ブックマークおよびコメントは、HTML 比較レポートを作成する際や、アーカイブまたはチームでの合同作業のために比較を保存する際に一緒に含められます。このため、比較の中に質問を入力したり注釈を付けておき、それを後で電子メールで送信してほかのチーム メンバーが校閲できるようにする有用なツールとなります。

変更を元に戻す

リボンの元に戻す およびやり直し ボタンを使用して、編集中に行った変更を元に戻したり繰り返したりすることができます。

読み取り専用 ファイル

ディスクでファイルの属性(アクセス権)が読み出しのみの場合、そのファイル ペインの右上に 読み取り専用 アイコンが表示されます。

デフォルトでは、ディスクで読み取り専用に設定されているファイルを Merge で編集することはできません。このファイル保護は、編集オプション ページの適切な設定を変更することで無効にすることができます。

ファイルのマージ

上に述べた編集機能に加え、ファイルの変更を別のファイルに簡単にマージするためのツールがいくつか用意されています。詳細については、ファイルのマージを参照してください。