エンコード

このオプション ページのコントロールによって、テキスト比較で使用される文字エンコードの方法を指定することができます。

ファイルの内容から文字エンコードを自動検出する

このオプションをオンにすると、読み込みと保存時に使用する文字エンコードを指定するため、Merge にファイル内を調べさせることができます。エンコードが決定できない場合は、[デフォルトの文字エンコード]で指定されているデフォルトの文字エンコードが使用されます。

Merge は、現状ではファイルの先頭で Unicode バイト順マークを探すほか、XML および HTML エンコード命令、有効に UTF-8 でエンコードされているように見えるファイル、また状況に応じてリソース ファイル内で #pragma コードページ命令を探します。

Windows リソース ファイルの文字エンコードの自動検出を試みる

このオプションをオンにすると、Merge は Windows リソース ファイル(.rc) 内で #pragma code_page 命令を探して使用します。一般的に、これらの命令はファイル内のコード ページの変更を指示するために使用されます。1 つのファイルに、さまざまな異なるコード ページ(たとえば、日本語、中国語、西欧言語など)でエンコードされたテキストが含まれることもあります。

リソース ファイルの使用にあたり、たとえばファイル全体を UTF-16 または UTF-8 でエンコードしたいため、読み込み時や保存時に #pragma code_page 命令を使用しないようにするには、このオプションをオフにしてください。その場合、その他の Merge オプションを適切に設定し、正しいエンコードを使用してファイルの読み込みおよび保存を行ってください。

Information Merge 2018.5049 の時点では、BOM(バイト順マーク)付きの Unicode ファイルに対して #pragma code_page 命令は常に無視されます。

デフォルトの文字エンコード

ファイル比較やフォルダー比較用のデフォルトの文字エンコードとして使用する言語またはコード ページを選択します。隣にある 2 つのラジオ ボタンの選択によって、このリストには言語またはインストールされているコード ページが表示されます。このリストで言語を選択すると、その言語の ANSI コード ページがデフォルトの文字エンコードとして使用されます。

言語

言語の ANSI コード ページを使用する場合はこのオプションを選択します。上のリストには言語と国順に並んだコード ページが表示されます。

コードページ

特定のコード ページ番号を選択する場合はこのオプションを選択します。上のリストには番号順に並んだコード ページが表示されます。