追加 オプション

このページのコントロールはフォルダー比較ウィンドウ用の追加オプションを設定するために使用します。

[ファイルのコピー]ウインドウを表示する

フォルダー ツリー間でファイルをコピーするときにファイルのコピー ウィンドウを表示する場合は、このオプションをオンにします。このウィンドウを使用すると、コピーするファイルやフォルダーのパスを変更することができます。

ファイルを置換する際に確認を行う

フォルダー ツリー間でファイルをコピーするときに、既存のファイルを上書きする前に確認のダイアログを表示させたい場合は、このオプションをオンにします。このオプションをオンにすると、既存のファイルを上書きする前にコピー元/先のパスを確認することができます。そうでない場合、ターゲット ファイルは強制的に上書きされます。このオプションをオフにする場合は留意してコピーを行ってください。このほかに、ファイルをコピーする際にターゲット ファイルが読み取り専用ファイルであったなどの問題が発生した場合でも確認メッセージが表示されます。

タイムスタンプ差の許容範囲

このコントロールを使用すると、2 つのタイムスタンプが同じかどうかを Merge でチェックする際の、誤差の許容範囲を調整することができます。ネットワーク上または別々のファイル システム間(たとえば NTFS と FAT 間)でファイルを比較する場合、タイムスタンプが若干異なることがあります。

注意:このオプションは、完全比較がオフになっている場合(つまり、常にファイルの内容をチェックするオプションが選択されていない場合)にのみ使用できます。

タイム ゾーンの相違を無視する(ヘルプを参照)

比較するファイルやフォルダーを保持するファイル システムによって異なるタイムゾーンが使用されていると、表示されるタイムスタンプが 1 時間または何時間にもわたってずれることがあります。このオプションをオンにすると、Merge はタイムスタンプの比較時に時間単位の相違(最大 13 時間)を無視します。上にあるタイムスタンプ差の許容範囲の値は、タイムスタンプの比較時に考慮されます。

注意:このオプションは、完全比較がオフになっている場合(つまり、常にファイルの内容をチェックするオプションが選択されていない場合)にのみ使用できます。

アーカイブを処理する

Merge は、フォルダーと同様の扱いでアーカイブ ファイルの内容を比較することができます。

Merge の組み込みサポートの対象となるアーカイブ フォーマット:.zip.jar.zipx.xpi.cab.iso.tar.tgz.tar.gz)、.tbz2.tar.bz2)、.tbz.tar.bz)、.taz.tar.z)、.txz.tar.xz)、.tpz部部的にサポートするフォーマット:.udf.rar.7z

Information Merge は現在、パスワードで保護されたアーカイブ ファイルをサポートしません。

名前に接尾辞が付いているフォルダー比較を行う必要があるときに、サポートされるアーカイブ フォーマットの中で、その接尾辞と一致するものがあると、そのフォルダーはアーカイブとして認識されてしまいます。アーカイブ ファイルではなく、フォルダーとして比較できるようにしたい場合は、このオプションのチェックをオフにして、アーカイブの処理を無効にすることができます。

.udf、.rar、.7z アーカイブに 7-Zip を使用する(インストール済みの場合)

.udf.rar.7z アーカイブ フォーマットのサポートを向上させるために、サードパーティ製で無償の 7-Zip アプリケーションをダウンロードしてインストールすることもできます。7-Zip がインストール済みで、このオプションのチェックをオンにした場合は、.udf.rar および .7z アーカイブ ファイルの内容が 7-Zip を使用して処理されます。

Information 64 ビット版の Merge を使用する場合は、64 ビット版の 7-Zip をインストールする必要があります。32 ビット版の Merge を使用する場合は、32 ビット版の 7-Zip をインストールする必要があります。