ソース管理、構成管理、およびその他のアプリケーションとの統合

Merge for Windows は、バージョン管理(VC)やソフトウェア構成管理(SCM)、およびサードパーティ製ファイル比較(diff)ツールまたはファイル マージ ツールの指定が可能なほとんどのアプリケーションと統合できます。このトピックには、Merge を以下のアプリケーションと統合するための説明が含まれています。

多くの SCM システムとの統合には、1 つのファイルから変更された、元を同じくする 2 つの修正版を比較できるようにするため、Merge の Professional Edition が必要となります。

その他のアプリケーション

ご利用のアプリケーションが上記に記載されていなくても、Merge の .NET アセンブリオートメーション API またはコマンドライン ユーティリティを使えば、ご自身で Merge と統合できる可能性があります。.NET アセンブリまたはオートメーション API は、一般的に、コマンドライン ユーティリティより他のアプリケーションとしっかりした統合を可能にすることができます。

Merge をほかのシステムと統合する方法をご存じの場合、あるいは以下に提供されている情報に対して訂正がある場合は、内容を更新いたしますので、その旨弊社までご連絡ください。

Android Studio

Android Studio は、ファイルとフォルダーの比較、およびファイル マージで Merge が使用されるように設定できます。以下の手順は、Android Studio バージョン 2021.3.1 でテスト済みです。

Android Studio で Merge をファイルとフォルダー比較ツールとして使用するための設定:

Araxis Merge 2022 以前の場合、2 者間比較および 3 者間比較を実行する外部ツールを呼び出すために、それぞれ異なるコマンドライン引数を設定できないことに注意してください。このため、残念ながら Android Studio では、Merge 2022 以前に含まれていた推奨の Compare.exe コマンドライン ユーティリティを外部比較に使用することができません。その代わりに、Merge.exe を使用して統合する必要があります。これは動作しますが、比較ごとに Araxis Merge の新しいインスタンスが開始されるという欠点があります。Araxis Merge 2023 以降では、Android Studio の制約に対応するために、Compare.exe が変更されました。

  1. FileSettings… を選択します。

  2. Settings ウィンドウで、左側の設定一覧から ToolsDiff & MergeExternal Diff Tools を選択します。

  3. Enable external diff tool チェックボックスをオンにします。

  4. Araxis Merge 2022 以前の場合は、以下のように設定します。

    Path to executableC:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\Merge.exe Parameters%1 %3 %2

    Araxis Merge 2023 以降の場合は、以下のように設定します。

    Path to executableC:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\Compare.exe Parameters/3 /a3 %1 %2 %3

    上記のパスの C:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\ 部分を、お使いのマシンで Araxis Merge をインストールしたディレクトリの完全なパスに置き換えます。

  5. Use by default チェックボックスをオンにします。

  6. Test Diff ボタンをクリックします。2 者間比較の Araxis Merge ウィンドウが表示されます。比較を閉じます。

  7. Test Three-Side Diff ボタンをクリックします。3 者間比較の Araxis Merge ウィンドウが表示されます。 比較を閉じます。

Android Studio で Merge をマージ ツールとして使用するための設定:
  1. FileSettings… を選択します。

  2. Settings ウィンドウで、左側の設定一覧から ToolsDiff & MergeExternal Diff Tools を選択します。

  3. Enable external merge tool チェックボックスをオンにし、以下のように設定します。

    Path to executableC:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\Compare.exe Parameters/3 /a2 /title1:Theirs /title2:Ancestor /title3:Yours %2 %3 %1 %4

    上記のパスの C:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\ 部分を、お使いのマシンで Araxis Merge をインストールしたディレクトリの完全なパスに置き換えます。

  4. Trust process exit code チェックボックスがオフになっていることを確認します。compare からの終了コードは、出力ファイルが更新されたかどうかを示すわけではありません。

  5. Test Merge ボタンをクリックします。3 者間比較の Araxis Merge ウィンドウが表示されます。比較を閉じます。

  6. Merge In External Tool ダイアログで、Mark as Resolved ボタンをクリックします。

  7. Test Complete ダイアログで、OK ボタンをクリックします。

Android Studio がメモリに保存しているファイルに対して、Araxis Merge を使用して変更を加えた場合(マージ操作の後など)、メモリ内のファイルを保持するか、またはディスク上の修正ファイルの内容で更新するかを Android Studio から尋ねられることがあります。ほとんどの場合は、マージ操作後のディスクから変更を読み込みたいでしょう。

AccuRev

AccuRev Windows クライアントはファイル比較とマージ操作のために Araxis Merge を使用するように設定できます。

Alienbrain

一部の Avid Alienbrain クライアントには Merge が含まれています(詳細については、Alienbrain ウェブサイト を参照してください)。Merge は Avid Alienbrain クライアントと完全に統合されます。

AllChange

Intasoft は、自社の AllChange 構成管理製品で最適な比較およびマージ ツールとして Merge を選択しました。Intasoft は、ファイルシステム プラグインを作成することにより、Merge によって可能となった SCM システムとの強固な統合を活用する最初の会社となりました。つまり、Merge は AllChange リポジトリを直接ブラウズできることから、AllChange 環境内でベースラインを正確に制御および比較する手段を提供できるということです。プラグインは、製品のリリース管理やさまざまな管理に重要な役割を果たすベースラインの階層比較を提供します。詳細については、AllChange ファイルシステム プラグイン トピックをご覧ください。また、Intasoft ウェブサイトの AllChange/Merge integration page もご覧ください。

ClearCase

お客様から、Merge と ClearCase の統合方法として以下の代替方法を提供していただきました。Araxis はこれらの可能性をテストしていませんが、有用である可能性が高いと考えそのまま情報を提供します。

マージと ClearCase を統合するには:

$titleN = 0; for ($i =0; $i <= $#ARGV; $i++) { if ($ARGV[$i] eq “-fname”) {

タイトルである場合、パラメータを削除

$ARGV[$i] = ""; $titleN += 1;

次のパラメータを処理する:

/titleN:“$argv[$i]” で置き換える

$i++; $ARGV[$i] = “/title$titleN:"$ARGV[$i]"”; } } system “E:/Tools/Araxis~1/Compare.exe @ARGV”;

> 残念なことに、ClearCase は <code class="filename">\Program Files\Rational\ClearCase\lib\mgrs\map</code> ファイルにあるバッチ ファイルをサポートしません。この対処として、<a class=" underline-offset-[2px]! decoration-1 underline decoration-sky-500/80 hover:decoration-sky-600 visited:decoration-sky-500/80 hover:visited:decoration-fuchsia-600 hover:decoration-2 outline-offset-1 outline-sky-500! focus-visible:outline-sky-500 focus-visible:outline-2 focus-visible:outline rounded-xs  group " rel="external" href="http://www.indigostar.com/perl2exe.htm">perl2exe shareware application</a><span class="mx-[1px] text-sky-600 group-visited:text-fuchsia-600"><svg viewBox="0 0 16 16" fill="currentColor" class="inline size-4"> <path fill-rule="evenodd" d="M8.914 6.025a.75.75 0 0 1 1.06 0 3.5 3.5 0 0 1 0 4.95l-2 2a3.5 3.5 0 0 1-5.396-4.402.75.75 0 0 1 1.251.827 2 2 0 0 0 3.085 2.514l2-2a2 2 0 0 0 0-2.828.75.75 0 0 1 0-1.06Z" clip-rule="evenodd" /> <path fill-rule="evenodd" d="M7.086 9.975a.75.75 0 0 1-1.06 0 3.5 3.5 0 0 1 0-4.95l2-2a3.5 3.5 0 0 1 5.396 4.402.75.75 0 0 1-1.251-.827 2 2 0 0 0-3.085-2.514l-2 2a2 2 0 0 0 0 2.828.75.75 0 0 1 0 1.06Z" clip-rule="evenodd" /> </svg></span> を使って Perl スクリプトを Win32 実行可能ファイルに変換します。

CS-RCS

お客様から、CS-RCS と Merge の統合方法として以下の使用説明を提供していただきました。

Dreamweaver

Adobe(Macromedia) Dreamweaver 8 は Araxis Merge と統合し、ファイルの 2 者間比較を起動することができます。したがって、Merge を Dreamweaver とのみ使用するのであれば、Standard Edition で十分です。

Dreamweaver 8 で Merge を比較ツールとして使用するための設定:

Eclipse

Eclipse については、Subclipse の項目をご覧ください。

FinalBuilder

Araxis Merge は FinalBuilder のビルド処理に簡単に統合できます。FinalBuilder は、‘Araxis Compare Files’ と ‘Araxis Compare Folders’ の 2 つの操作を含んでいます。これらによって、Araxis Merge を使用したファイル比較およびフォルダー比較の実行が可能になります。操作は FinalBuilder GUI で設定されるので、Merge のコマンドライン引数の知識は必要ありません。また、操作を使用して、その比較の結果に応じて、ビルド処理のフローを変更することもできます。

FreeVCS

compare.exe を使用して、Merge を FreeVCS とスムーズに統合できることが報告されています。FreeVCS は Delphi 利用者の間では広く使用されています。

Merge を使用できるように FreeVCS を設定するには、次の手順に従います。

Git for Windows (msysGit)

See Integrating with Git.

Git WSL(Windows Subsystem for Linux)

See Integrating with Git.

Git(Cygwin)

See Integrating with Git.

Git Extensions

Git Extensions は Git のためのグラフィカル ユーザーインターフェイスで、簡単にファイル比較とマージ操作のために Merge を使用するように構成されています。

以下の手順は Git Extensions v2.47.3 でテストを行いました。

ファイル比較およびファイル マージに Araxis Merge を使用するには:

IBM Rational Synergy

IBM Rational Synergy は Merge で動作するよう設定できます。

PATH 環境変数に C:\Program Files\Araxis\Araxis Merge(または Merge をインストールしたディレクトリの正確なパス)を追加して、compare.exeSynergy にアクセスできるようにします。

C:\Program Files\IBM\Rational\Synergy\7.1\etc\ccm.properties を以下のように編集します。

次の行を

windows.tool.compare.ascii = %ccm_compare

以下のように置き換えます

windows.tool.compare.ascii = compare.exe /max /2 %file1 %file2

次の行を

windows.tool.merge.ascii = %ccm_merge

以下のように置き換えます

windows.tool.merge.ascii = compare.exe /max /wait /3 /a2 %file1 %ancestor %file2 %outfile

オリジナルの使用説明を提供してくれた Herve Burtin に感謝します。

サードパーティ製ソフトウェア ツールと Synergy の統合の詳細については、IBM ウェブサイトの Synergy documentation ページを参照してください。

Jalindi Igloo と CVS

Jalindi Igloo は、Microsoft Visual Studio およびその他の IDE を CVS リポジトリに直接接続できるようにするプログラムです。プログラムは完全なフリーウェアで、どこでも自由に使用することができます。CVS をソース制御に使用すると、Jalindi Igloo compatibilty ページ に挙げられている製品と Merge とをシームレスに統合できるようになります。

JetBrains Aqua、CLion、DataGrip、DataSpell、GoLand、IntelliJ IDEA、MPS、PhpStorm、PyCharm、Rider、RubyMine、および WebStorm

JetBrains の Aqua CLion DataGrip DataSpell GoLand IntelliJ IDEA MPS PhpStorm PyCharm Rider RubyMine 、および WebStorm は、ファイルとフォルダーの比較、およびファイル マージで Merge が使用されるように設定できます。以下の手順は、これらの JetBrains IDE のバージョン 2022.2 および 2022.3 でテスト済みです。

JetBrains IDE で Merge をファイルとフォルダー比較ツールとして使用するための設定:

Araxis Merge 2022 以前の場合、これらの JetBrains IDE は、2 者間比較および 3 者間比較を実行する外部ツールを呼び出すために、それぞれ異なるコマンドライン引数を設定できないことに注意してください。このため、残念ながらこれらの IDE では、Merge 2022 以前に含まれていた推奨の Compare.exe コマンドライン ユーティリティを外部比較に使用することができません。その代わりに、Merge.exe を使用して統合する必要があります。これは動作しますが、比較ごとに Araxis Merge の新しいインスタンスが開始されるという欠点があります。Araxis Merge 2023 以降では、これらの IDE の制約に対応するために、Compare.exe が変更されました。

  1. FilePreferences…(JetBrains 各種 IDE 2022.2 以前)または FileSettings…(JetBrains 各種 IDE 2022.3 以降)を選択してください。

  2. Preferences または Settings ウィンドウで、左側の設定一覧から ToolsDiff & MergeExternal Diff Tools を選択します。

  3. Enable external tools チェックボックスをオンにします。

  4. Configure external tools で、+ ボタンをクリックします。

  5. Araxis Merge 2022 以前の場合は、Add An External Tool ウィンドウで以下のように設定します。

    Tool groupDiff tool Program pathC:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\Merge.exe Tool nameAraxis Merge Argument pattern%1 %3 %2

    Araxis Merge 2023 以降の場合は、Add An External Tool ウィンドウで以下のように設定します。

    Tool groupDiff tool Program pathC:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\Compare.exe Tool nameAraxis Merge Argument pattern/3 /a3 %1 %2 %3

    上記のパスの C:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\ 部分を、お使いのマシンで Araxis Merge をインストールしたディレクトリの完全なパスに置き換えます。

  6. Test Diff ボタンをクリックします。2 者間比較の Araxis Merge ウィンドウが表示されます。比較を閉じます。

  7. Test Three-Side Diff ボタンをクリックします。3 者間比較の Araxis Merge ウィンドウが表示されます。 比較を閉じます。

  8. Configure external diff/merge tools associated with a file type テーブルの Default 行で “Diff Tool” として Araxis Merge を選択します。

JetBrains IDE で Merge をマージ ツールとして使用するための設定:
  1. FilePreferences…(JetBrains 各種 IDE 2022.2 以前)または FileSettings…(JetBrains 各種 IDE 2022.3 以降)を選択してください。

  2. Preferences または Settings ウィンドウで、左側の設定一覧から ToolsDiff & MergeExternal Diff Tools を選択します。

  3. Enable external tools チェックボックスをオンにします。

  4. Configure external tools で、+ ボタンをクリックします。

  5. Add An External Tool ウィンドウで、以下のように設定します。

    Tool groupMerge tool Program pathC:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\Compare.exe Tool nameAraxis Merge Argument pattern/3 /a2 /title1:Theirs /title2:Ancestor /title3:Yours %2 %3 %1 %4

    上記のパスの C:\Program Files\Araxis\Araxis Merge\ 部分を、お使いのマシンで Araxis Merge をインストールしたディレクトリの完全なパスに置き換えます。

  6. Trust process exit code チェックボックスがオフになっていることを確認します。compare からの終了コードは、出力ファイルが更新されたことを示すわけではありません。

  7. Test Merge ボタンをクリックします。3 者間比較の Araxis Merge ウィンドウが表示されます。比較を閉じます。

  8. Merge In External Tool ダイアログで、Mark as Resolved ボタンをクリックします。

  9. Test Complete ダイアログで、OK ボタンをクリックします。

  10. Add An External Tool ウィンドウで、OK ボタンをクリックします。

  11. Configure external diff/merge tools associated with a file type テーブルの Default 行で “Merge Tool” として Araxis Merge を選択します。

JetBrains IDE がメモリに保存しているファイルに対して、Araxis Merge を使用して変更を加えた場合(マージ操作の後など)、メモリ内のファイルを保持するか、またはディスク上の修正ファイルの内容で更新するかを JetBrains IDE から尋ねられることがあります。ほとんどの場合は、マージ操作後のディスクから変更を読み込みたいでしょう。

Mercurial

Merge は Mercurial と強固に統合されます。Araxis では、Merge が Mercurial ディポ のファイルに直接アクセスできるように Mercurial ファイルシステム プラグイン を提供しています。また、Merge では バージョン ボタン ドロップダウン バージョン メニューに、比較されている各ファイルの別のリビジョンを持たせることができます。詳細については、テキスト ファイル(または、入力/貼り付けしたテキスト)の比較を参照してください。

Mercurial のファイル/フォルダー比較およびファイル マージ操作で Merge が使用されるように設定できます。比較統合では Extdiff extension を使用します。これは Mercurial によって提供されます。

以下の統合手順は Mercurial v4.2.1 でテストされています。

ファイル マージで Araxis Merge を使用するには、Mercurial を以下のように設定します。
ファイル比較で Araxis Merge を使用するには、Mercurial を以下のように設定します。
arxdiff の使用例:

Mercurial WSL(Windows Subsystem for Linux)

バージョン 2017.4929 以降の Merge では、Windows Subsystem for Linux (WSL)下で実行する Mercurial と統合できます。

Merge 2020 以降を使用することを強くお勧めします。このバージョンの Merge では WSL 統合が大幅に改善され、Windows 10 May 2019 Update (1903) 以降では \\wsl$ スタイルのパス を使用します。Merge 2020 では、WSL 1 と WSL 2 の両方がサポートされます。

Merge 2020 以降(Windows 10 May 2019 Update (1903) 以降で使用)

Merge 2020 以降 および Windows 10 1903 以降の組み合わせで使用する場合、Merge-WSL 統合は \\wsl$ スタイルのパスを使用します。これにより、Merge は WSL ファイルへアクセスできるようになり、以前のバージョンの Merge または Windows のときよりもさらに統合しやすくなります。

ファイル マージおよびファイル比較で Araxis Merge を使用するには、Mercurial を以下のように設定します。

Merge 2017–2019 または Windows 10 October 2018 (1809) 以前

上記のような旧バージョンの Merge または Windows を使用する場合、Merge-WSL 統合では Merge がアクセスするリポジトリおよびファイルは Windows ファイル システム(たとえば、WSL の観点からすると /mnt/c)に格納されている必要があります。次の警告をよくお読みになり、この制限がある理由をご理解ください。

非常に重要:いかなる場合でも、Araxis Merge などの Windows アプリケーションを使用して Linux ファイルを直接作成したり変更したりしないでください。WSL の設計により、この規則を破ると、データが失われたり、Linux 環境に損傷を与えたりする可能性があります。そのため、旧バージョンの Merge(2020 より前)または Windows(Windows 10 1903 より前)では、WSL で実行される Git および Mercurial と Merge を統合するには、Windows と WSL の両方から使用するリポジトリおよびファイルを、Windows ファイル システム(たとえば、WSL の観点からすると /mnt/c)に格納する必要があります。詳細については、Do not change Linux files using Windows apps and tools を参照してください。

このセクションの統合の説明は、上記の制限を遵守するように努めていますが、場合によっては考慮されていない可能性があります。そのため、Merge を使用してファイルやフォルダーを保存またはコピーする場合には、そのファイルやフォルダーが %localappdata%\lxss\ 下の WSL ファイル領域に書き込まれていないか確認することをお勧めします。

ファイル マージおよびファイル比較で Araxis Merge を使用するには、Mercurial を以下のように設定します。

Mercurial (Cygwin)

Mercurial は Cygwin 内で動作することが報告されています。以下の設定はテストされていませんが動作すると思われます。このような設定の使用例については前の項目をご覧ください。

ファイル マージで Araxis Merge を使用するには、Mercurial を以下のように設定します。
ファイル比較で Araxis Merge を使用するには、Mercurial を以下のように設定します。

Perforce

Merge は Perforce と強固に統合されます。

Perforce の P4EXP がインストールされている場合は、Merge の中から直接 Perforce のいくつかのアクション(SubmitOpen for Edit を含む)を行うことができます。これを行うには、ファイルまたはフォルダー比較を右クリックし、表示されるショートカット メニューから エクスプローラーPerforce を選択してください。

Merge から Perforce レポジトリを直接参照するには(廃止予定):
P4Win(2000.1 リリース以降)のファイル比較とマージで Merge が使用されるように設定するには:
P4V(2007.2 リリース以降)のファイル比較とマージで Merge が使用されるように設定するには:
Merge を使用できるように Perforce コマンドライン ツール(p4.exe)を設定するには:

Serena Dimensions CM

Merge は Serena Dimensions CM 14 以降にバンドルされています。Dimensions CM で Merge を使用するためにサポートが必要な場合は、Serena までお問い合わせください。

SmartGit/Hg

ファイル比較およびマージ操作で Araxis Merge が使用されるように SmartGit/Hg を設定できます。

ファイル比較で Araxis Merge を使用するには、SmartGit/Hg を以下のように設定します。
ファイル マージで Araxis Merge を使用するには、SmartGit/Hg を以下のように設定します。

SmartSVN/SmartCVS

SmartSVN および SmartCVS クライアントは、ファイル比較とマージ操作で Araxis Merge が使用されるように設定できます。

ファイル比較で Araxis Merge を使用するには、SmartSVN/SmartCVS を以下のように設定します。
ファイル マージで Araxis Merge を使用するには、SmartSVN/SmartCVS を以下のように設定します。

Source Integrity Enterprise Edition

MKS Source Integrity Enterprise Edition(SIEE)は Merge と統合することができ、MKS からは以下のような手順を提供していただきました。クライアントの IntegrityClientSite.rc ファイルに、Araxis Merge を指し示す vdiffCommand という変数を設定する必要があります。サンプル行は以下のようになります(ブラウザーでの見え方に関係なく、すべてを 1 行に記述します)。

vdiffCommand=C:/PROGRA~1/Araxis/ARAXIS~1/compare /a2 /title1:\"{1}\" /title2:\"{2}\" \"{3}\" \"{4}\"

Merge は /title1 および /title2 フラグを使って、SIEE からタイトル入力を利用します。また、入力は引用符で囲む必要があり、円記号(\)でエスケープする必要があります。SIEE からのタイトル入力を定義する必要はありませんが、そうしないと Araxis Merge の比較ウィンドウにはファイル名自体(c:\temp\F2EB.tmp vs revision 1.2)しか表示されないので、定義しておくと便利です。

vdiffCommand 変数を使用すると、Araxis Merge はほぼシームレスに SIEE インターフェイスに統合されます。

Source Integrity Standard Edition

MKS Source Integrity Standard Edition(SISE)version 7.5 for Windows は Merge と統合することができ、MKS からは以下のような手順を提供していただきました。SISE は Windows 環境変数を利用して、この情報を Merge に渡すことができます。以下は、SISE のツールバーにショートカットとして追加できるスクリプト(araxis.cmd)です。使用中のウィンドウ(プロジェクトまたはアーカイブ)に応じたリビジョンと選択したリビジョンとを比較します。このスクリプトは、適切なリビジョンを検索してそれらを一時的な場所へチェックアウトしてから、パスとほかの変数を Araxis Merge の compare.exe ユーティリティに渡します。

REM Setup temporary file names
set FILE1="c:\temp\revision1"
set FILE2="c:\temp\revision2"

REM 2 つのリビジョンを一時ファイルにチェックアウト
co -p%MKSSI_REVISION1% %MKSSI_FILE% > %FILE1%
co -p%MKSSI_REVISION2% %MKSSI_FILE% > %FILE2%

REM 下の compare.exe へのパスを
REM マシン上の適切な Merge インストール ディレクトリ
REM に置き換える(短い形式のパスを使用)
C:/PROGRA~1/Araxis/ARAXIS~1/compare.exe /a2 /title1:"Revision %MKSSI_REVISION1%" /title2:"Revision %MKSSI_REVISION2%" %FILE1% %FILE2%

SourceAnyWhere

DynamSoft SourceAnyWhere 4.2.4 を Merge と統合するための準備について説明します。SourceAnyWhere ユーザーからのこれらに関するフィードバック(特にマージの設定について)に感謝いたします。

DynamSoft SourceAnyWhere を Merge と統合するには

SourceGear Vault

お客様から以下の設定手順をご提供いただいたので、Araxis ではこれを Windows SourceGear Vault クライアント v4.1.4 で検証しました。

SourceGear Vault クライアントのファイル比較およびマージ操作で Merge が使用されるように設定するには:

左のツリーで Diff/Merge グループを選択します。

右の Diff セッションで Browse ボタンをクリックして、ユーザー提供の diff アプリケーションとして Merge インストール フォルダーの Compare.exe ファイルを選択します。

右の Merge セクションで Browse ボタンをクリックし、Merge インストール フォルダーの Compare.exe ファイルを選択します。

SourceOffSite

バージョン 2.0 の SourceOffSite では、Tools メニューの Options… を選択し、compare.exe への完全修飾パスを最初のページ(General)の Application for comparing files フィールドに入力します。SourceGear は SourceOffSite 3.5.1 も Merge と動作すると伝えています。以下の注意はバージョン 3.0 に適用されますが、おそらくほかのバージョンにも適用されます。

SourceOffSite のサポートについては、SourceGear ウェブサイト を参照してください。

StarTeam

StarTeam は、Merge と統合することができます。

Merge を使用できるように StarTeam を設定するには、以下の手順に従います。

これは、以下の理由で動作します。

StarTeam が Merge の呼び出しを必要とするたび、$ で始まる項目をそれに該当するファイルの実際のパスに置き換えて、すべての項目が設定されたコマンドをオペレーティング システムに実行するよう要求します。

Subclipse

Subclipse は、Eclipse IDE の中で Subversion のサポートを提供するための Eclipse プラグインです。Merge をマージ ツールとして使用するように設定できます。設定すると、Eclipse の Team メニューから Edit Conflicts を選択すればいつでも、Merge が使用されるようになります。

Merge は Subversion に直接統合することもできます。詳細については、Subversion の項目をご覧ください。

以下の手順は、Subclipse 1.6.13、Eclipse 3.6.0 および Subversion 1.6 でテスト済みです。

Merge を Subclipse のマージ ツールとして設定するには:

Subversion

Merge は Subversion と完全に統合されます。Araxis では、Merge が Subversion ディポを直接参照できるようにSubversion ファイルシステム プラグインを提供しています。たとえば、ソース コードの分岐を、クライアントの作業領域で同期をとることなく、ディポ内で直接比較することができるということです。また、Merge では バージョン ボタン ドロップダウン バージョン メニューに、比較されている各ファイルの別のリビジョンを持たせることができます。詳細については、テキスト ファイル(または、入力/貼り付けしたテキスト)の比較を参照してください。

SubversiveSubclipse、および TortoiseSVN の項目もご覧ください。

Merge から Subversion レポジトリを直接参照するには:
Merge を使用できるように Subversion コマンドライン ツール(svn)を設定するには:

Subversive

Subversive は、Eclipse IDE の中で Subversion のサポートを提供するための正式な Eclipse プラグインで、Merge をマージ ツールとして使用するように設定できます。設定すると、Eclipse の Team メニューから Edit Conflicts を選択すればいつでも、Merge を使用してファイル比較およびマージが実行されるようになります。

Merge は Subversion に直接統合することもできます。詳細については、Subversion の項目をご覧ください。

以下の手順は、Subversive 0.7.9、Eclipse 3.6.0、および Subversion 1.6 でテスト済みです。

Merge を Subversive のファイル比較ツールおよびマージ ツールとして設定するには:

Surround SCM

Surround SCM は Araxis Merge の組み込みをサポートします。

Araxis Merge を比較およびマージ用のデフォルト アプリケーションとして設定するには、次の手順に従います。

詳細については、Surround SCM ウェブサイト を参照してください。

Team Foundation

Visual Studio Team Foundation のエントリをご覧ください。

The Operations Pack (TOP) for HP NonStop

comForte の TOP ソフトウェアは、Araxis Merge を使用してノンストップ サーバー上でファイルの比較とマージを行うための組み込みサポートを提供します。

Araxis Merge を TOP で比較/マージの実行ツールとして設定するには:
TOP から Araxis Merge を使用するには:

TortoiseGit

TortoiseGit  Settings ウィンドウの Diff Viewer および Merge Tool ページでは、外部 diff およびマージ プログラムの設定が行えます。

Merge は Git に直接統合することもできます。Araxis では、Merge が Git リポジトリのファイルに直接アクセスできるように Git ファイルシステム プラグイン を提供しています。また、Merge では バージョン ボタン ドロップダウン バージョン メニューに、比較されている各ファイルの別のリビジョンを持たせることができます。詳細については、テキスト ファイル(または、入力/貼り付けしたテキスト)の比較を参照してください。

以下の手順は、TortoiseGit v1.8.6.0 と Git for Windows v1.8.4 を組み合わせてテストされています。

Merge を Diff ビューアーとして設定するには:
Merge をマージ ツールとして設定するには:

TortoiseHg

TortoiseHg は、Araxis Merge 2010.3829 以降を直接サポートしています。TortoiseHg は、レジストリ キー検索によってコンピュータ上に Araxis Merge を見つけると、それ以上設定することなく、Araxis Merge をデフォルトの diff ツールおよびマージ ツールとして使用します。

古いバージョンの Araxis Merge を使用している場合、TortoiseHg は Araxis Merge を自動的に検出しません。このような場合は、ユーザーの Mercurial.ini に次の行を追加してください。

[merge-tools]
araxis.executable=${ProgramFiles}/Araxis/Araxis Merge/ConsoleCompare.exe

TortoiseSVN

TortoiseSVN  Settings ウィンドウの External Programs セクションでは、外部 diff およびマージ プログラムの設定が行えます。

Merge は Subversion に直接統合することもできます。詳細については、Subversion をご覧ください。

Merge を Diff ビューアーとして設定するには:
Merge をマージ ツールとして設定するには:

TrackWare

一部の GlobalWare TrackWare クライアントには Merge が含まれています(詳細については、GlobalWare ウェブサイト を参照してください)。Merge は TrackWare クライアントと完全に統合されます。

Veracity

Veracity はオープンソースで、分散型バージョン管理と Windows、macOS、および Linux のためのバグトラッキング システムです。SourceGear は Veracity を運営する企業で役に立つ情報を提供してくれました。

Veracity は diff とマージ操作の両方で Araxis Merge をそのまま使用できます。単に外部の比較やマージツールをサポートする任意のコマンドとして --tool araxis を使用します。以下に説明するように別の方法としては、さまざまな操作のためのデフォルトのツールとして Merge を設定することができます。

Araxis Merge の Veracity での使用に関するサポートは http://veracity-scm.com/qa を参照してください。

Araxis Merge をテキスト ファイルのデフォルト対話型比較ツールにするには:
vv config set filetoolbindings/diff/:text/gui araxis
Araxis Merge をバイナリ ファイルのデフォルト対話型比較ツールにするには:
vv config set filetoolbindings/diff/:binary/gui araxis
Araxis Merge をテキスト ファイルのデフォルト対話型マージツールにするには:
vv config set filetoolbindings/merge/:text/resolve araxis
Araxis Merge をバイナリ ファイルのデフォルト対話型マージツールにするには:
vv config set filetoolbindings/merge/:binary/resolve araxis

Visual Studio Team Foundation

Team Foundation は、ファイル比較とマージの両方のために Araxis Merge を統合します。

マージの引数は James Manning のブログ から入手できます。また、Yonatan Leonov は Team Foundation での Merge の使用 について、Merge Standard に重点を置いて書いています。

Merge を Team Foundation の比較ツールとして設定するには:
Merge Professional を Team Foundation の マージ ツールとして設定するには:
Merge Standard を Team Foundation の マージ ツールとして設定するには:

Yonatan Leonov のブログ のディスカッションを参照してください。

WinCvs

WinCvs クライアントのファイル比較に Araxis Merge が使用されるように設定することができます。以下の設定手順は WinCvs 2.1.1 でテストを行いました。

ファイル比較で Araxis Merge を使用するには、WinCvs を以下のように設定します。