このオプション ページのコントロールを使用すると、ファイル/フォルダー比較ウィンドウで実行するファイル比較に適用するオプションを設定できます。
構造要素を自動的にリンクして比較結果を向上する
このオプションをオンにすると、特定のファイル タイプの場合に、認識済みの構造要素(関数やクラス定義など)間で 同期リンクを自動的に作成します。これにより、同期リンクがサポートされるファイルで比較結果の質を高めることができます。
自動的に追加された同期リンクは、通常の青色ではなく、灰色で表示されるので、手動で追加したリンクと区別できます。
行頭部分にある空白の相違を無視する
ファイルの比較を行う際に、行の先頭にある空白(スペース、タブ、キャリッジ リターンおよび行終端など)を無視するには、このオプションをオンにしてください。
行末部分にある空白の相違を無視する
ファイルの比較を行う際に、行の末尾にある空白(スペース、タブ、キャリッジ リターンおよび行終端など)を無視するには、このオプションをオンにしてください。
連続した空白文字を 1 文字として扱う
このオプションをオンにすると、Merge は既存の空白文字に続く別の空白文字によって起こった相違を無視します。
空白の相違をすべて無視する
ファイルの比較を行う際に、行内の空白(スペース、タブ、キャリッジ リターンおよび行終端など)すべてを無視するには、このオプションをオンにしてください。
大文字と小文字の相違を無視する
各行の大文字と小文字の相違を無視する場合は、このオプションをオンにしてください。これは大文字と小文字を区別しないプログラミング言語のソース コードを比較する場合などに、特に役立ちます。
行終端文字(CR と LF)の相違を無視する
このオプションをオンにすると、ファイルの比較時に Merge は Windows 形式の行終端(CR LF
)、UNIX 形式の行終端(LF
)、Macintosh 形式の行終端(CR
)の違いを無視します。
[行の比較時、無視する列の番号および範囲]チェックボックス
このオプションをオンにすると、下のフィールドに入力されている列フィルターを有効にします。
[行の比較時、無視する列の番号および範囲]の入力フィールド
行を比較するときに無視する列を入力します。列番号はカンマで区切ってください。列の範囲を指定する場合は、n-m
の書式を使用します。列の範囲のうち 2 番目の値を省略して、列の上限を指定しないようにしておくこともできます。この場合、列の範囲は行の最後まで拡張されます。列は 0 ではなく 1 から始まります。
例:
1-8,10,12,14,80-
メモ:タブ文字は、設定されているタブ拡張オプションに関係なく 1 つの列文字としてカウントされます。
数値比較の絶対許容誤差
このフィールドでは、ファイル タイプオプション ページでテキスト (数値データ) として定義されたテキスト ファイル内の数値を比較するときに使用する絶対許容誤差を定義します。対応する数値の差が、ここで指定した値以下であれば、それらの数値は同一と見なされます。
詳細については、数値データを含むファイルの比較を参照してください。
数値比較比率 (A-B)/A 許容誤差
このフィールドでは、ファイル タイプオプション ページでテキスト (数値データ) として定義されたテキスト ファイル内の数値を比較するときに使用する比率許容誤差を定義します。対応する数値間で計算した比率が、ここで指定した値以下であれば、それらの数値は同一と見なされます。この比率は (A-B/A) で求められます。A は 1 番目または 3 番目のペインの値で、B は 2 番目のペインの値を示します。
詳細については、数値データを含むファイルの比較を参照してください。
両方の許容誤差内で一致する場合は数値を同一とみなす
対応する数値が、絶対および比率の両方の許容誤差内で一致する場合にのみ同一とみなす場合は、このオプションを選択します。
いずれかの許容誤差内で一致する場合は数値を同一とみなす
対応する数値が、絶対または比率のいずれかの許容誤差内で一致する場合に同一とみなす場合は、このオプションを選択します。