Visual SourceSafe 用の Merge プラグインは Merge に含まれており、Visual SourceSafe データベース内のファイルへのアクセスを可能にします。コンピューターに Visual SourceSafe クライアント ツールをインストールする必要があります。
システム要件
このプラグインは Visual SourceSafe v6.0d でテストされています。
Visual SourceSafe のみが 32 ビット バージョンの API を提供します。したがって、Visual SourceSafe 用の Merge プラグインは 32 ビット バージョンの Merge でのみ動作し、64 ビット バージョンではサポートされません。
プラグインを使用してできること
このプラグインを使用すると、たとえば Visual SourceSafe 作業ディレクトリとデータベースでフォルダー比較を実行することができます。あるいはデータベースの中の異なるブランチ(あるいは同じブランチの異なった時点)を直接比較することもできます。
このプラグインによって、Merge は
ボタン ドロップダウン バージョン メニューを適切に置くことができます。詳細については、テキスト ファイルの比較(または、入力/貼り付けしたテキスト)を参照してください。
このプラグインは Visual SourceSafe データベースへの読み取り専用アクセスを提供します。データベースのファイルを修正するには、Visual SourceSafe ツールを使用してファイルを開き編集してサブミットする必要があります。
プラグインを使用するための Merge の準備
Merge には、ご使用の Visual SourceSafe サーバーにアクセスするための資格情報が必要です。これらは資格情報 オプション ページで提供します。(Visual SourceSafe サーバーへ匿名でアクセスする場合、資格情報 ページで[ユーザー名]と[パスワード]を空白にしたサーバー用のエントリを追加します)。
最後に、Merge で現在比較しているファイルのほかの(古い)バージョンを示す
ボタン ドロップダウン バージョン メニューを設定する場合は、[オプション]ウィンドウの[アプリケーション]ページにある[SCM システムからのファイル バージョンを表示する]オプションのチェックを必ずオンにしてください。
Visual SourceSafe プラグインの使用
Visual SourceSafe データベースのファイルやプロジェクトを指定するには、ファイルやプロジェクトのパスの先頭に vss: を付けて URI 形式にします。
下の例でわかるように、ユーザー名、パスワードおよびポート番号を URI に含めることができます。
パスワード プレースホルダーとして * を使用することもできます(vss://jrs:*@c:¥vss¥srcsafe.ini/$/notepad/notepad.cpp など)。これにより、画面上にパスワードが表示されないようにします。この場合、サーバー リストでサーバー c:¥vss¥srcsafe.ini およびユーザー名 jrs を含むエントリがチェックされ、そのエントリのパスワードを使用して接続を行います。
例
| URI | 説明 |
|---|---|
| vss://$/notepad | $/notepad プロジェクトの最新版を指定します。 |
| vss://$/notepad/notepad.cpp | $/notepad/notepad.cpp ファイルの最新の改訂版を指定します。 |
| vss://$/notepad;2000/03/23 | 2000 年 3 月 23 日の $/notepad プロジェクトを指定します。サポートされている日付時刻形式は、ロケールに依存しない YYYY/MM/DD[ HH:MM:SS] だけであることに注意してください。 |
| vss://$/notepad;5 | $/notepad プロジェクトの改訂版 5 を指定します。 |
| vss://$/notepad/notepad.cpp;43 | $/notepad/notepad.cpp ファイルの改訂版 43 を指定します。 |
| vss://jrs@c:¥vss¥srcsafe.ini/$/notepad/notepad.cpp | 上記に加え、ユーザー jrs、パスワードなしで c:¥vss¥srcsafe.ini に位置する SRCSAFE.INI データベースに接続します。 |
| vss://jrs:wibble@c:¥vss¥srcsafe.ini/$/notepad/notepad.cpp | 上記に加え、wibble パスワードを指定しています。 |
| vss://jrs:*@c:¥vss¥srcsafe.ini/$/notepad/notepad.cpp | 上記と同様ですが、Merge は資格情報 オプション ページでの関連するパスワードを使用します。これは画面上または比較レポートの中でパスワードが示されないことを保証します。 |
ユーザー名を指定する場合は SRCSAFE.INI ファイルのパスも指定する必要があります。
クライアント ワークスペースの既存のファイルおよびフォルダーへのアクセス
ファイルまたはフォルダーがクライアント ワークスペース内で既に同期化されている場合は、ハード ディスク上のその他のファイルにアクセスするのと同じようにアクセスすることができます。このために p4:// URI を使用する必要はありません。
資格情報 オプション ページで、適切な資格情報が設定されると、Merge は現在比較しているファイルの古いバージョンを示す
ボタンを設定します。
既知の問題
Visual SourceSafe API はデータベース中のファイルのサイズを得る方法を提供しません。Merge はデータベースのすべてのファイルに 1K バイトのファイル サイズを想定します。
Visual SourceSafe API は強固ではありません。特に、2 つ以上のフォルダー比較が同時に同じ SourceSafe データベースにアクセスしようとした場合、いくつかのファイル操作が失敗する可能性があります。失敗したファイル比較は、[再テストの選択]
コマンドを使用して再試行することができます。
