Encodings オブジェクト

このオブジェクトは、テキスト ファイルを開くまたは保存する際に使用できる文字エンコード オブジェクトのコレクションを表します。最も一般的に使用されるエンコードを簡単に作成できる便利なプロパティ/メソッドが提供されています。

プロパティ

Count読み取り専用IEncodings

コレクション内のエンコードの数。

IDL [propget] HRESULT Count([out, retval] long* pValue)
.NET Int32 Count[get]

Default読み取り専用IEncodings

Merge がファイルを開く/保存する際に使用する、デフォルトのエンコード。

IDL [propget] HRESULT Default([out, retval] IEncoding** pValue)
.NET Encoding Default[get]

Item読み取り専用IEncodings

コレクション内の指定インデックス位置にあるエンコードへのアクセスを提供します。

IDL [propget] HRESULT Item(
    [in] long nIndex,
    [out, retval] IFileSystemItem** pValue)
.NET IFileSystemItem get_Item(
    Int32 nIndex)
  • nIndex
    コレクション中のエンコードのインデックス。

メソッド

CreateEncodingIEncodings

Windows コード ページを表すエンコード オブジェクトを作成します。

IDL HRESULT CreateEncoding(
    [in] long codepage,
    [in] VARIANT_BOOL usesByteOrderMarker,
    [out, retval] IEncoding** pValue)
.NET Encoding CreateEncoding(
    Int32 codepage,
    Boolean usesByteOrderMarker)
  • codepage
    エンコードが表す Windows コード ページ。
  • usesByteOrderMarker
    このエンコードを使って保存されたファイルの先頭にバイト順マークを生成するように指定します。

CreateUCS2EncodingIEncodings

UCS-2 文字エンコードを表すエンコード オブジェクトを作成します。

IDL HRESULT CreateUCS2Encoding(
    [in] VARIANT_BOOL usesByteOrderMarker,
    [in] VARIANT_BOOL littleEndian,
    [out, retval] IEncoding** pValue)
.NET Encoding CreateUCS2Encoding(
    Boolean usesByteOrderMarker,
    Boolean littleEndian)
  • usesByteOrderMarker
    このエンコードを使って保存されたファイルの先頭にバイト順マークを生成するように指定します。
  • littleEndian
    エンコード オブジェクトがリトル エンディアン UCS-2 を表しているかどうかを指定します。

CreateUTF8EncodingIEncodings

UTF-8 文字エンコードを表すエンコード オブジェクトを作成します。

IDL HRESULT CreateUTF8Encoding(
    [in] VARIANT_BOOL usesByteOrderMarker,
    [out, retval] IEncoding** pValue)
.NET Encoding CreateUTF8Encoding(
    Boolean usesByteOrderMarker)
  • usesByteOrderMarker
    このエンコードを使って保存されたファイルの先頭にバイト順マークを生成するように指定します。