ファイル タイプ

このウインドウでは、ファイルの比較に使用する比較ウインドウのタイプを決定するファイル パターンを編集できるほか、ファイルを開いたり保存したりするときにファイルの内容を変換することができるプログラムを指定できます。

有効

この列のチェック ボックスにより、表内のファイル タイプを有効/無効にすることができます。

タイプ

ファイルの名前またはタイプがファイル名のパターン 列のパターンに一致する場合に、開く必要のある比較のタイプを示します。

ファイル名のパターン

ダブルクリックして、上に示した比較タイプを使って比較するファイルに一致するパターンを 1 つ、または複数のパターンをセミコロンで区切って入力します。たとえば、イメージ ファイルに一致させるには、*.bmp;*.gif;*.jpg;*.png を使用します。Uniform Type Identifier を使用して、これらのタイプに基づいてファイルと一致させることもできます。UTI を使用するには、uti: を前に置きます。たとえば、uti:public.image;uti:com.adobe.pdf はイメージと PDF ファイルタイプに一致するでしょう。

フィルタ プログラム

ダブルクリックして、ファイルを開くまたは保存する際にファイルのフィルタとして使用するプログラムまたはスクリプトの、名前(省略可能)または完全修飾パスを入力します。フィルタによって、Merge はフィルタをかけなければ理解できない形式のファイルの内容を比較できるようになります。

Araxis Merge アプリケーション バンドルの Contents/Resources/Filters フォルダ内にあるフィルタは、完全修飾パスを必要としません。ユーザ提供のフィルタ プログラムやスクリプトはそのフォルダにコピーするか、もしくはほかの場所に保存できます。後者の場合は、プログラムあるいはスクリプトへの完全修飾パスをこの列で指定する必要があります。

Merge は、前の列で指定されたパターンに一致するファイルを開くまたは保存する場合、3 つのファイル名引数を使ってフィルタ プログラムを実行します。1 番目はフィルタ プログラムによって変換されるデータを含んでいるファイルを指定します。2 番目は変換されたデータを書き込むファイルを指定します。3 番目のファイル名引数は、実行される変換について記述するキーと値を含んでいるファイルを指定します。また、オプション引数の -f または -r を渡すこともできます。これらは、フォワード(ファイルの読み取り時)またはリバース(ファイルの書き込み時)変換が必要であることを示します。

フィルタ プログラムが Merge で指定された入力ファイルに対し機能しない場合(たとえば、リバース変換がサポートされないなど)は、標準エラーにエラーを報告し、ゼロ以外の終了コードを返す必要があります。